(庶民の最後は神頼みか:2024年2月17日撮影) 内閣支持率が下がっているという。驚きはしないものの、未だ、支持する人がいること自体、世は広いと思う。 邪教、裏金など、かつてなら、それだけで、座を追われたはずだ。 野党の追求が甘いのか。 今の野党の多くについて、正直、魅力があるかといえばないだろう。政策も、与党と重なる部分もある。 ならば、何故、支持が低いのか。 そこの問題ではないか。 同じ野党でも、革新を掲げているところは明瞭だ。 ただ、その歴史より、毛嫌いされている面が強い。 以前から触れているが、社会に出た途端、失われた三十年となり、景気が良かった時代を経験していない。 会社都合での退職が、何回もある。 こうなると、財界と密接な関係のある政党より、社会保障を掲げる政党の方が身近で頼りになる。 いつ生活の基盤が崩れるか分からぬ社会では、安心は出来ぬ。皆、生活は安泰と思っているのだろうが、会社など、組織を守るためには、平気でいくらでも社員を切る。社会保障の大切さを考えていない連中の何といることか。明日は我が身という想像力がないのか。これも、人文科学的な教養の無さが関係しているに違いない。 (第七千四百九十九段) #
by akasakatei
| 2024-03-12 19:15
| 社会心理
|
Comments(0)
(今後の鉄道は:2024年2月20日撮影) 地元の最寄りのスタッフのいるみどりの窓口を利用する。 指定券の発売は、ひと月前の十時からだ。 それに合わせて行けば、何人かが座って待っている。 ここは、かつて、ふたりのスタッフによる対応が可能だったが、今、ひとつは潰され、椅子が置かれている。 現在、みどりの窓口をなくしていることを考えると、残っている分、良い方なのだろう。 見ていると、事前に申し込み用紙に書くよう貼り紙があるものの、多くは書いて来ない。 案内スタッフが、あれこれと確認し、代わりに用紙へ記入している。 また、列車の変更、定期券購入もかなりおり、やはり、改悪にしか見えぬ。 過渡期ということもあるが、今後、高齢者が増えて行くと、どうなるのか。 それにしても、すぐ前に並んだ人は、結構、面倒な切符を頼んでいた。時刻を調べて来ないものだから、スタッフが調べている間、折角の機械が遊んでいる。 何だか、この切符の手配だけで、行く前から疲れてしまう。 (第七千四百九十八段)
#
by akasakatei
| 2024-03-11 19:00
| 社会心理
|
Comments(0)
(出演者の和歌ぽんさん、南海さん:2024年2月18日撮影) 二月十八日、いつも行く落語会だ。 今回は、上方の和歌ぽんさん、前座の南海さんが出演する。 和歌ぽんさんは、元力士という。 高座での河内の相撲甚句が印象的だ。 ただ、新弟子検査の合格後、すぐに、辞めたみたいだから、相撲教習所で相撲甚句は教わっていないと思われる。 師匠の勧めのようだ。 一方の南海さんは、何回か出演している。 夏に二つ目になるため、今回が最後の出演らしい。 また、番組構成が、これまでと異なる。 開始時間が三十分ほど早く、その分、上演時間も長く取られている。 最後、大喜利も行なわれる。 一般的にはテレビの影響より、司会者から問題が出され、回答するイメージだろうが、寄席では、踊りなど、余技は大喜利とされている。 席亭は、この後、小噺の時間も取っていたものの、時間も遅くなり、その準備中に、帰る人も目立ち始める。 結局、小噺は行なわれない。 (第七千四百九十七段) #
by akasakatei
| 2024-03-10 05:12
| 文芸
|
Comments(0)
(散策後の:2024年2月4日撮影) 河豚を食べることについて、かつては、命懸けだったという。 今、そこまで、命懸けで食べるものはあるのか。 文化人類学の内、食をテーマにしている学者は、フィールドワークにおいて、そうしたことはあると聞く。 普通の暮らしでは、先ず、考えられぬものの、先日、学生時代の友人らと入った店には、鶏レバー刺しがメニューにあった。 レバー刺しは、以前、危険ということで、問題になった。 牛や豚は禁止され、鶏は対象外となった模様だ。 ただ、食中毒でいえば、疑いはあるみたいだ。死には繋がらぬらしいが、症状は強いとのことだ。 口にする際は、やはり、ある程度、覚悟は必要だろう。 肉屋で夜間事務として、働いていた時も、飲食店より、その類の注文が入ることもあった。既に、禁止されていたにも関わらずだ。当然、そこは断っていた。 提供する側は、如何なる認識なのか。 何年か前、つくねの生を提供していた店が、批判より、廃業したことがあった。 これに関し、それなりに求める客もいたとの話しだ。 何れにしろ、危険を承知しているのか。 (第七千四百九十六段)
#
by akasakatei
| 2024-03-09 15:28
| 社会心理
|
Comments(0)
(『逆境路線バス職員日誌 車庫の端より日本をのぞくと』:2024年2月16日撮影) 綿貫渉氏の『逆境路線バス職員日誌 車庫の端より日本をのぞくと』(二見書房)を図書館で借りる。 ネットで見掛けた。 著者は、バス会社に、運行管理として勤務していたことがあり、それをベースにした内容だ。 運行管理には興味があり、転職先を探していた頃、応募し、いくつか面接を受けたこともある。 尤も、バスではなく、タクシーだ。 バスの営業所は、一般的に、駅から離れ、朝が早く、通勤出来ないのが理由だ。 その際、耳にしたのは、現場との関係、苦情電話の件だ。 先に、本書を読んでいたら、バスとタクシーの違いはあれど、応募しなかったかもしれぬ。 特に、人やバスのやり繰りについて、パズルのようだともいう。 昨今、バスの運転手に関し、人手不足で減便も目立つ。 本書は、そうした問題にも触れている。 識者との対談もある。 他には、全国や世界のバスの乗車記だ。 題名通り、興味深い。 (第七千四百九十五段)
#
by akasakatei
| 2024-03-08 06:22
| 文芸
|
Comments(0)
|
カテゴリ
検索
以前の記事
2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 2004年 08月 2004年 07月 2004年 06月 2004年 05月 2004年 04月 2004年 03月 2004年 02月 2004年 01月 2003年 12月 2003年 11月 2003年 10月 2003年 09月 2003年 08月 2003年 07月 2003年 06月 2003年 05月 2003年 04月 2003年 03月 2003年 02月 2003年 01月 2002年 12月 2002年 11月 2002年 10月 2002年 09月 2002年 08月 2002年 07月 2002年 06月 2002年 05月 2002年 04月 2002年 03月 2002年 02月 2002年 01月 2001年 12月 2001年 11月 2001年 10月 フォロー中のブログ
>>hanaの東京散歩<... ゆめ芝居 それがしの申し... TOKIOで遊ぶ チロリ通信 06編 ちょこっとキモノ (... 非天然色東京画 茶道と茶道具ブログ:和茶美 tokyo街歩き 我龍窟 古今東西風俗散歩(移転し... Naoko's のほほー... 東京の水 2009 fr... 赤坂ひよこ日記 最新のコメント
最新のトラックバック
エキサイト以外のブログ
ライフログ
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||