人気ブログランキング | 話題のタグを見る

支持率(しじされるふしぎ)

支持率(しじされるふしぎ)_b0031140_19124881.jpg

(庶民の最後は神頼みか:2024年2月17日撮影)



内閣支持率が下がっているという。驚きはしないものの、未だ、支持する人がいること自体、世は広いと思う。

邪教、裏金など、かつてなら、それだけで、座を追われたはずだ。

野党の追求が甘いのか。

今の野党の多くについて、正直、魅力があるかといえばないだろう。政策も、与党と重なる部分もある。

ならば、何故、支持が低いのか。

そこの問題ではないか。

同じ野党でも、革新を掲げているところは明瞭だ。

ただ、その歴史より、毛嫌いされている面が強い。

以前から触れているが、社会に出た途端、失われた三十年となり、景気が良かった時代を経験していない。

会社都合での退職が、何回もある。

こうなると、財界と密接な関係のある政党より、社会保障を掲げる政党の方が身近で頼りになる。

いつ生活の基盤が崩れるか分からぬ社会では、安心は出来ぬ。皆、生活は安泰と思っているのだろうが、会社など、組織を守るためには、平気でいくらでも社員を切る。社会保障の大切さを考えていない連中の何といることか。明日は我が身という想像力がないのか。これも、人文科学的な教養の無さが関係しているに違いない。

(第七千四百九十九段)


# by akasakatei | 2024-03-12 19:15 | 社会心理 | Comments(0)

特急券窓口(みどりのまどぐち)

特急券窓口(みどりのまどぐち)_b0031140_18584148.jpg

(今後の鉄道は:2024年2月20日撮影)



地元の最寄りのスタッフのいるみどりの窓口を利用する。

指定券の発売は、ひと月前の十時からだ。

それに合わせて行けば、何人かが座って待っている。

ここは、かつて、ふたりのスタッフによる対応が可能だったが、今、ひとつは潰され、椅子が置かれている。

現在、みどりの窓口をなくしていることを考えると、残っている分、良い方なのだろう。

見ていると、事前に申し込み用紙に書くよう貼り紙があるものの、多くは書いて来ない。

案内スタッフが、あれこれと確認し、代わりに用紙へ記入している。

また、列車の変更、定期券購入もかなりおり、やはり、改悪にしか見えぬ。

過渡期ということもあるが、今後、高齢者が増えて行くと、どうなるのか。

それにしても、すぐ前に並んだ人は、結構、面倒な切符を頼んでいた。時刻を調べて来ないものだから、スタッフが調べている間、折角の機械が遊んでいる。

何だか、この切符の手配だけで、行く前から疲れてしまう。

 (第七千四百九十八段)

 


# by akasakatei | 2024-03-11 19:00 | 社会心理 | Comments(0)

如月上方江戸国領落語会(わかぽんなんしーらくごかい)

如月上方江戸国領落語会(わかぽんなんしーらくごかい)_b0031140_05110868.jpg

 (出演者の和歌ぽんさん、南海さん:2024年2月18日撮影)



二月十八日、いつも行く落語会だ。

 今回は、上方の和歌ぽんさん、前座の南海さんが出演する。

 和歌ぽんさんは、元力士という。

 高座での河内の相撲甚句が印象的だ。

 ただ、新弟子検査の合格後、すぐに、辞めたみたいだから、相撲教習所で相撲甚句は教わっていないと思われる。

 師匠の勧めのようだ。

 一方の南海さんは、何回か出演している。

 夏に二つ目になるため、今回が最後の出演らしい。

 また、番組構成が、これまでと異なる。

 開始時間が三十分ほど早く、その分、上演時間も長く取られている。

 最後、大喜利も行なわれる。

 一般的にはテレビの影響より、司会者から問題が出され、回答するイメージだろうが、寄席では、踊りなど、余技は大喜利とされている。

 席亭は、この後、小噺の時間も取っていたものの、時間も遅くなり、その準備中に、帰る人も目立ち始める。

 結局、小噺は行なわれない。

 (第七千四百九十七段)


# by akasakatei | 2024-03-10 05:12 | 文芸 | Comments(0)

命懸食(そこまでして)

命懸食(そこまでして)_b0031140_15274981.jpg

(散策後の:2024年2月4日撮影)



河豚を食べることについて、かつては、命懸けだったという。

今、そこまで、命懸けで食べるものはあるのか。

文化人類学の内、食をテーマにしている学者は、フィールドワークにおいて、そうしたことはあると聞く。

普通の暮らしでは、先ず、考えられぬものの、先日、学生時代の友人らと入った店には、鶏レバー刺しがメニューにあった。

レバー刺しは、以前、危険ということで、問題になった。

牛や豚は禁止され、鶏は対象外となった模様だ。

ただ、食中毒でいえば、疑いはあるみたいだ。死には繋がらぬらしいが、症状は強いとのことだ。

口にする際は、やはり、ある程度、覚悟は必要だろう。

 肉屋で夜間事務として、働いていた時も、飲食店より、その類の注文が入ることもあった。既に、禁止されていたにも関わらずだ。当然、そこは断っていた。

 提供する側は、如何なる認識なのか。

 何年か前、つくねの生を提供していた店が、批判より、廃業したことがあった。

 これに関し、それなりに求める客もいたとの話しだ。

 何れにしろ、危険を承知しているのか。

(第七千四百九十六段)

 


# by akasakatei | 2024-03-09 15:28 | 社会心理 | Comments(0)

綿貫渉著書(ぎゃっきょうろせんばすしょくいんにっし)

綿貫渉著書(ぎゃっきょうろせんばすしょくいんにっし)_b0031140_06211123.jpg

『逆境路線バス職員日誌 車庫の端より日本をのぞくと』:2024年2月16日撮影)



綿貫渉氏の『逆境路線バス職員日誌 車庫の端より日本をのぞくと』(二見書房)を図書館で借りる。

ネットで見掛けた。

著者は、バス会社に、運行管理として勤務していたことがあり、それをベースにした内容だ。

運行管理には興味があり、転職先を探していた頃、応募し、いくつか面接を受けたこともある。

尤も、バスではなく、タクシーだ。

バスの営業所は、一般的に、駅から離れ、朝が早く、通勤出来ないのが理由だ。

その際、耳にしたのは、現場との関係、苦情電話の件だ。

先に、本書を読んでいたら、バスとタクシーの違いはあれど、応募しなかったかもしれぬ。

特に、人やバスのやり繰りについて、パズルのようだともいう。

昨今、バスの運転手に関し、人手不足で減便も目立つ。

本書は、そうした問題にも触れている。

識者との対談もある。

他には、全国や世界のバスの乗車記だ。

題名通り、興味深い。

(第七千四百九十五段)

 


# by akasakatei | 2024-03-08 06:22 | 文芸 | Comments(0)