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霜月三宅坂新歌舞伎(こくりつしんかぶきにほん)

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(公演ポスター:2017年11月26日撮影)

銭湯へ戻る。
十分前になっても、常連らしき人が現れない。
五分前になり、五十代くらいの男性が何人か来る。
ご隠居がいないのは、珍しい。

浴室の絵は、海だ。ただ、象徴的なものがタイルに張り付けられ

ている。

温まり、劇場へ足を向ける。
芝居だが、どちらの演目も久し振りに上演される。
前者の『坂崎出羽守』は、故山本有三氏の作だ。千姫を巡る主人

公を描く。

 先月の歌舞伎座での『沓手鳥弧城落月(大阪城内奥殿、城内二の丸、城内山里糒庫階上)』の後日談的な話しだ。

筋書きでは、千姫を演じる梅枝さんが、我が儘なものの、現代にもいるような女性で役作りをすると出ている。

主人公からすると、迷惑なことだ。
 後者の『沓掛時次郎』は、故長谷川伸氏の作だ。博徒を巡る物語で、高砂屋が演じる。意外な役である。場面転換が目立つ。このため、ぶつ切りになる感は否めない。

(第五千二百六段)


# by akasakatei | 2017-12-01 19:21 | 文芸 | Comments(0)

北王子線跡(せんとうまえに)

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(北王子線廃線跡:2017年11月26日撮影)

 十一月二十六日、国立劇場における芝居の千秋楽へ足を運ぶ。『坂崎出羽守』、『沓掛時次郎』が並ぶ。

 何れも新歌舞伎で、観たことがない。

 当日、芝居前、朝湯営業のある王子神谷の銭湯まで向かう。
口開けは八時だが、七時過ぎには着く。
銭湯は、駅からやや離れている。喫茶店があれば休もうと思うが、

それもない。あちこちで猫が目に付く住宅街を進むと、踏切が見え

る。
近付くと閉鎖され、廃止になっている。線路は残っているものの、

草は茂り、錆びている。単線なので、貨物線だろう。
その脇に、目的の銭湯がある。
開くまで、線路を辿る。一方は王子方面へ、反対側は団地の手前

で途切れている。
由来の書かれた碑がないか探るも見付からない。
スマートフォンで検索すると、三年ほど前に廃止された北王子線

のようだ。
この貨物線には支線の須賀線があり、銭湯のちょっと先にある公

園が、その分岐跡とある。
(第五千二百五段)


# by akasakatei | 2017-11-30 19:19 | 余暇 | Comments(0)

話題闇(わだいをさぐる)

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(闇には:2017年11月21日撮影)

新聞を開く。
女性市議が赤ん坊を議場に連れて来たとのことだ。強行みたいだ。

一般の仕事場では考えられない。
別の記事では、首相に関係する学園問題の検査院報告がある。そ

こに、首相の睨み付けるような写真が出ている。
正に、悪人面だ。
丁寧に説明すると選挙期間中は言っていたが、しないに違いない。

しても、強引に捻じ曲げるはずだ。
説明といえば、角界における横綱の暴行問題についての、被害力

士の親方か。協会への聴取を拒否した。
察するに、酒席にいた横綱ら、他の関係者らは、口裏を合わせる

と判断したのではないか。協会自身も、どちらかといえば、親方同

士の問題で、真相が明らかになるとは思えない。
そうした中、本場所で、取り組み後、横綱の前代未聞の行動があ

る。物言いが付かないことに不満を示した。
先場所でも、別の横綱が同様なことをした。
どうなっているのか。
どうなっているといえば、高砂一門の会合が、予約を忘れ、流れ

た。何でも、毎年、同じ時にやっているという。来年からは、会合

がお開きとなった時点で来年の予約をすることにするとの話しだ。
何だか笑い話しだ。
これが高校野球だと、すぐに来年の準備と言っても、笑われるこ

とはない。

(第五千二百四段)


# by akasakatei | 2017-11-29 18:06 | 社会心理 | Comments(0)

電飾読売遊園地(よるのよみうりゆうえんち)

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電飾読売遊園地(よるのよみうりゆうえんち)_b0031140_18272671.jpg
(電飾された遊園地:2017年11月21日撮影)

仕事帰り、よみうりランドへ向かう。
招待券を家人が貰った。
何でも、夜の電飾を行なっているという。
最寄り駅で、バスを待つ。
若者のカップルで、行列が出来る。バスは、二十分毎だ。
そうした中、このバスを使っているらしい老人が、臨時バスを出

すべきだと言っている。
五分遅れで来たバスは、満員の人を乗せ、丘陵を登る。
下車すれば、電飾の世界が広がる。
招待券では乗り物が一回だけ乗れる。尤も、例外のものもある。

特に、乗りたいものがあるわけではないものの、観覧車にしようか

と思う。
ただ、観覧車は対象外のため、別料金を払う必要がある。
夜景を眺め、地上へ戻る。
夕飯が、未だなので、地元に戻り、最近、よく行く店へ寄る。
河豚の干物で、杯を傾ける。

 店主の子が現れ、また、相手をする。

                     (第五千二百三段)


# by akasakatei | 2017-11-28 18:26 | 社会心理 | Comments(0)

一言謎(ことばのうらに)

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(思いもしないことが:2017年11月19日撮影)

家人が言う。
毎朝五時頃、小人さんが家の前を走っているらしい。

妄想か、頭が可笑しくなったのかと思う。
思えば、七十を過ぎだ。
更に詳しく確認すれば、低身長症の人とのことだ。
一瞬、介護を考えてしまう。
考えるといえば、新聞を見ていると、東日本大震災で被害を受け、

BRT化された路線について、JR東日本は、鉄道の廃線とはしていないようだ。
 代行輸送とは思うが、分かり難い。
 鉄道に関し、この類は多い。全線完乗を目指す者は、何を基準とするか決めないと混乱する。
 夜間の乗車、二重戸籍、索道などの扱いは、人により、かなり違う。
 最近では、上下分離もあり、最早、人それぞれか。
 とはいえ、全線完乗は、ある意味、完璧主義的なところがあるものだ。鉄道会社側は、それを気にしていないみたいだが、目指す者からすると、はっきりして貰いたいところだろう。

(第五千二百二段)


# by akasakatei | 2017-11-27 22:41 | 社会心理 | Comments(0)