(春になり:2024年2月28日撮影) 例年、三月中旬になると、ダイヤ改正に伴い、新線の開業も目立つ。 その際、気になるのが、時刻表、運賃か。 切符でいえば、最近では、IC交通系カードが使える鉄道も増えたものの、それまでは、下車し切符を買うか、目的地で乗り越し精算をする必要があった。 便利になったかと問われれば、正直、疑問しかない。 というのも、一日乗車券について、紙のそれは廃止され、カードにデータを書き込む鉄道もあるためだ。 中には、券売機で販売されている駅もあるが、全ての駅で対応しているわけではない。 更にいえば、定期券でカードを使っている場合、それに上書きは出来ない。別のカードを用意する必要がある。 昨年、そのカードに関し、チップの関係か何かで、新規発行を中止する動きもあった。 その代わりなのか、スマホにアプリを落とし、それで定期券を使うことも奨励され始めた。 仕組みが分からないのに、便利とも思えぬ。 段々、鉄道が気軽に乗れないものになってきた。 (第七千五百十段)
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by akasakatei
| 2024-03-23 06:11
| 社会心理
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(計画は:2024年3月4日撮影) 以前、よく行っていた店へ何かが切っ掛けで、行かなくことがある。 疫病以降、外食しなくなった人もいるに違いない。 振り返れば、込むようになってから行かなくなることもある。 店の雰囲気は大切だ。 雰囲気といえば、来月より夜勤になるかもしれぬ。未だ、正式な決定ではない。 夜勤のアルバイトが二名、今月で辞めるためだ。その補充が出来ていない。 このような状況故、四月の旅について、予定が立たない。 鉄道に関し、延伸、高架化などがあり、どうすべきか、ふたつの計画を立てている。 夕方出発、若しくは、朝出発のふたつだ。 ただ、実際に、旅へ出るには、切符を手配しなくてはならぬ。 それが出来ないのは、正直、モヤモヤ感しかない。 同僚で、夜勤から日勤、日勤から夜勤へと変更する者はいない。通勤時間も関係するだろう。 何れにしろ、落ち着いて仕事が出来ないのは確かだ。 これが野球なら、ふたつの守備が出来るので、重宝がられるところだ。 (第七千五百九段)
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by akasakatei
| 2024-03-22 18:08
| 社会心理
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(デジタルが進み:2024年3月4日撮影) 世では、IT技術が進み、何でも、スマホやパソコンで済まさせようとしている。 地元の世捨て人によれば、その娘は小学校においては、タブレットを使っているという。 件のタブレットは、ipadとのことだ。遠足へ行った写真も、そこに上げられ、必要な人は、そこから、取り込むようにとの話しらしい。 ただ、世捨て人夫婦は、スマホはアンドロイドで、パソコンもWindows故、何とも出来なかったようだ。 多分、タブレットに、何かしらのアプリを入れれば良いのだろうが、学校からの支給品のため、憚れたみたいだ。 また、保護者会の役員をしている細君は、関係者より、よく分からぬファイルで資料がスマホに送られて来ると聞く。 その度、世捨て人は訊かれるものの、知らぬことがほとんどなので、色々と調べている様子だ。 正直、スマホよりパソコンを先に触れた世代とすれば、小さく、作業がし難い印象しかない。 そうした中、チケットや何やらも、スマホで行なわせる動きが加速しつつあるけれど、更に、高齢者が増える今後、どうなるのか。 (第七千五百八段) #
by akasakatei
| 2024-03-21 19:23
| 社会心理
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(『傾城道成寺』のポスター:2024年3月4日撮影) 三月四日、歌舞伎座昼の部の内、十三時一分からの『傾城道成寺』の一幕見席に足を運ぶ。 前夜、仕事場の人と盃を交わし、少々遅く起きる。 整形外科、それに、初台へチラシを取りに寄ってから芝居小屋へ向かう。 昨夜の酒が少しばかり残っているため、それほど、食欲があるわけでもなく、飲食の出来るカステラ屋において、フルーツサンドを摘む。 小腹を満たし、席に着けば、それほど、込んではいない。 外人が目立つ。 今回、四世雀右衛門十三回忌追善狂言となっている。 このため、子供、孫、それに、縁のある役者での舞台となっている。 この作品は、道成寺物のひとつだが、それに、平家が絡む内容だ。 歌舞伎を観るのは、一月以来だ。 先月は上方へ行って、歌舞伎を観るか迷ったものの、結局、雪や仕事の関係で行かなかった。 無理をしてでも行くべきだったかもしれぬ。 ちょっと珍しい演目だった。 (第七千五百七段) #
by akasakatei
| 2024-03-20 16:43
| 文芸
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(『まれねこ』:2024年3月1日撮影) 寺村摩耶子『まれねこ』(鳥影社)を図書館より借りる。 書評を読み、借りる気になる。 内容は、猫に関することで、芸術に絡め、筆を進めている。 構成は三編から成り、小説のような、随筆のようなものとなっている。 この中で、やはり辛いのは、死や行方が分からなくなった時に違いない。 前者については、よく足を運ぶ猫カフェに行った際、新しいお骨がひとつ増えていた。 また、後者だと、生死が分からない分、特に、心配で仕方がない。 それを作品にしたのが、内田百閒『ノラや』だ。 その内容は、それこそ、読んでいるこちらも悲しくなるほどだ。 どこで何をしているのか。 きちんと食べているのか。 あれこれと考えてしまう。 何れにしろ、このような経験をした人は多いらしく、チラシを作った内田へ励ましなどが、かなりあったという。 それにしても、子供の頃、猫を飼っていた父も、最後は帰って来なかったことが多かったと言っていた。 (第七千五百六段)
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by akasakatei
| 2024-03-19 06:47
| 文芸
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