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女現地報告(たなかこみまさおんなげんちるぽ)


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『女? 現地ルポ』:2024年3月15日撮影)



地元の図書館で、田中小実昌の『女? 現地ルポ』(秋元書房)を借りる。

昭和四十四年出版で、千葉の県立図書館所蔵の本だ。

著者について、最近、何冊かが文庫で再刊されているものの、知らない人も多いに違いない。その経歴は、確かに、著者の顔を見たことがあれば、頷けるものだろう。

本書に関し、著者を調べていて、題名から気になり、リクエストしてみる。

内容は、それこそ、著者の近辺での色絡みで起きたことだ。半世紀以上前なら、なるほど、ありそうなことだ。

人によっては、時代を感じるはずだ。

何れにしろ、今の人からすれば、時代背景も変化し、古典と捉えるかもしれぬ。

また、横文字が少ないのも有り難い。

今は、横文字があちこちに溢れ、何を言おうとしているのか、分からぬことも多々ある。

政府も無知な連中を騙すため、盛んに使う。

だから、読んでも、分からぬことばかりだ。

 (第七千五百十七段)

 

 

 


# by akasakatei | 2024-03-30 20:35 | 文芸 | Comments(0)

武相高校鉄道研究同好会玉電(いまよみがえるたまでんのじだいとせたがやのまち)

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 (『今よみがえる玉電の時代と世田谷の街』:2024年3月15日撮影)



隣町の図書館より、家人が、武相高校鉄道研究同好会編著『今よみがえる玉電の時代と世田谷の街』(TAC出版)を借りて来る。

 親戚に、旧砧線沿線の出身の人がおり、見せるためだという。

 砧線に関しては、先年、廃線跡を巡った。

 玉川線については、巡ったことはない。

 二カ月ばかり、用賀で働いていたけれど、最早、玉電のイメージはなく、仕事も嫌で、廃線を探す気にもなれなかった。

 本書によれば、この付近は、併用軌道、それに、専用軌道だったらしい。

 玉電に初めて乗ったのは、小学校中学年の夏休みだ。

 既に、新玉川線は開通していたものの、半蔵門線は開業前だった。

 三軒茶屋と下高井戸を往復した。

 かなり込んでいた。

 それにしても、本書の編著の武相高校鉄道研究同好会は、熱心に活動している印象がある。

 大学の鉄道研究会だと、そうしたところも多い。高校の鉄道研究会では、あまり耳にしない。

 中学、高校と鉄道研究会だった身からすると、頭が下がる思いだ。先輩らは、熱心に、趣味誌に投稿していた。

(第七千五百十六段)

 


# by akasakatei | 2024-03-29 20:43 | 文芸 | Comments(0)

岩波文庫英国詩人選二巻(ついやくじょんだんししゅう)

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 『対訳ジョン・ダン詩集イギリス詩人(2)』:2024年3月13日撮影)



隣町の図書館で、湯浅信之編『対訳ジョン・ダン詩集イギリス詩人(2)』(岩波文庫)を借りる。

 機知に富むと知り、読む気になる。

 この詩人は、千五百七十二年生まれ、千六百三十一年に亡くなっている。

 日本では、戦国時代になる。

 当時を考えると、多少、身構えることになる。

 頁を広げると、横文字が並び、訳も横書きだ。

 学生時代の教科書を思い出させる。

 訳詩に関し、詩人自身が、「形而上詩人」と言われるだけあり、かなり分かり難い。

 英詩も、先ず、読めぬ。辞書が必要だ。

 英語は、大学三年での授業が最後だ。

 それ以来、ほとんど触れて来なかった。

 今、仕事で、必要なものの、ほとんど筆記で済ませている。

 機知を味わうどころではない。

 訳者も、あとがきにおいて、三十年以上前に、悪戦苦闘したとある。

 注釈がないと、難しいようだ。

(第七千五百十五段)


# by akasakatei | 2024-03-28 20:04 | 文芸 | Comments(0)

在来線移動(だいたいとして)


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(徒歩での旅と比べ:2024年2月4日撮影)


  

先に昭和館での超特急展に触れた。

 戦前は、ヨーロッパまでの鉄道での切符が売られていた。今では、遠い話しだ。

 当時、二週間くらい掛かったという。

 飛行機で行ける今と比べ、時間が掛かっても、興味深いのは何故か。

 超特急といえば、最近では、天候やその他の理由で、新幹線や飛行機がよく影響を受ける。

 このため、仕事場において、当日のキャンセルを入れて来る客もいる。

 ここで思うのは、在来線は動いているのに、どうして、それを利用しないのかということだ。

 一緒に働いている中国やベトナムの女性は、新幹線での移動も苦痛らしい。在来線は論外らしい。

 手荷物検査を考えると、かなり楽なはずだ。

 それに、機内における座席の狭さを思うと、ちょっと辛い。

 在来線に関し、戦前の時刻表と比べれば、普通列車でも、蒸気機関車から電車になっている分、それほど遅いということもないだろう。

(第七千五百十四段)

 


# by akasakatei | 2024-03-27 06:15 | 社会心理 | Comments(0)

昭和館超特急展(しょうわをかけぬけたちょうとっきゅうてん)

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(昭和を駆け抜けた超特急展:2024年3月12日撮影)



三月十二日、珍しく連休故、いくつかの医者の門を叩いた後、昭和館へ寄る。

北陸新幹線の延伸に合わせてか、『―昭和館開館25周年記念特別企画展―昭和を駆け抜けた超特急〜燕、そして新幹線へ〜』が開かれている。

戦時中の標語が印象深い。

先の疫病時、旅について、制限が加えられたのは、記憶に新しい。

今、全体主義を臨む連中は、それ以上のことに本当に耐えられるのか。

多くの人は疫病時でさえ難しいのに、果たして、どうか。

背景として、個人主義に走る故、秩序の乱れより、全体主義にしたいのだろう。

ただ、今の保守派の中心である与党は、裏では、悪いことを繰り返し、最近も、裏金に関し、知らぬ存ぜぬと言っている。自らは破っているのだから、説得力はない。

未だ、支持している連中のいるのが信じられぬくらいだ。

更にいえば、邪教との関係も有耶無耶にされている。

この後、チラシを入手すべく、各劇場を回り、東銀座のよく足を運ぶ店で、穴子の刺身で、盃を傾ける。

(第七千五百十三段)


# by akasakatei | 2024-03-26 15:38 | 文芸 | Comments(0)