地域格差が言われている。東京に代々住む者にとっては、地方の人間が都市に出て来るから生じる問題と考える。
地方人からすれば、学校や仕事がないためというだろうが、東京の人間からみれば、都市に出て、人口が減るからなくなると思う。
社会的ジレンマである。
背景として、情報が日本中へすぐに広まるようになったこともある。結果、憧れだけで、何も考えずに都市に出て来る連中が増えることとなった。
東京が住み難くなった責任が、地方人にあるのは明白である。
これが、現代では、外国人となっている。
由々しき問題である。
何れにしろ、代々東京にいる者にとって、流入者は、社会的ルールも守らない余所者である。
土地を汚したとさえ考える。
こうした連中が住む郊外電車沿線は、見方を変えれば、リトル田舎の集まりともいえる。
ここにいると、人間を小さくする。
(第千八百四十七段)