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個人商店魂(かぞくそうでの)

 以前、故郷においては、行商が多かったことについて触れた。
 先日、故郷へ足を向けたところ、未だに、魚屋、八百屋が来ていたことには驚いた。
 やや年を取ったものの、健在な姿に懐かしさを覚えた。
 故郷にいた頃は、戦前より住んでいた人が引越し、その跡地にはマンションが建てられた。また、スーパーが出来たのに伴い、個人商店が店を閉じた。
こうした背景を考えると、商売を続けるには難しいに違いない。
それでも頑張っていられるのは、スーパーにはない何かがあるのだろう。
これは、個人商店にはあったものである。ただ、現在、残念なことに、故郷における個人商店はかなり減ってしまった。
それでも、住人は、それを求めて、行商のところへ行くのではないか。
その良さは、利用した経験がある人にしか分からないかもしれない。
(第千六百八十五段)
by akasakatei | 2008-04-11 22:00 | 産業 | Comments(0)
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