最近、新興宗教者と話す機会がある。
先に、日蓮宗系教団に関し触れた。
後日、仕事場へ、キリスト教系教団が来る。
この教団については、以前にも書いた。
ただ、違った点がある。この時、訪れたのは、その仲間の男性らであった。ひとりは年配者、もうひとりは若年者であった。
その年配者より、キリスト教のイメージを訊かれたので、一神教故、排他的な印象を受けると答える。
一神教といえば、先に会った日蓮宗系教団は、一神教を批判していたものの、日蓮宗自体、排他的要素が強く、矛盾しているのではないか。
何れにしろ、社会学的に関心はあるけれど、信仰を持つ気はない。これについても、前に述べた。
それにしても、世の中が不景気だからか、人は何かに縋ろうするあまり、安易に新興宗教に近付き過ぎるのではないか。
褒められたものでもない。多くの宗教は、そうした心理を利用し、儲けに走り、上層部が己の欲を満たすものになっている。
(第千五百八十一段)