文化の日、入間航空祭に出掛ける。
今回は珍しく同行者がいる。越生の法家である。彼からの誘いがなければ、まず、足を運ぶことはなかっただろう。
最寄駅は、西武池袋線の稲荷山公園である。ここは入間基地内を鉄道が走っている状態である。
朝九時の開場とともに、人で埋め尽くされる。
簡易型の男女兼用トイレには、早くも行列が出来ている。こうした場合、女性が列に並んでいると、待ち時間が長くなる。男性ばかり、それも若い人だけの列が良い。そのトイレには注意書きがある。便器内に物を落とした場合は自己責任となっている。
ところで、朝早くより人が集まっているが、この航空祭の目玉は、ブルーインパルスによる曲技飛行である。これは午後からである。
それまでの間に、展示されている飛行機を見る。
法家は、飛行機に詳しい。米軍のものや珍しい機体もあるという。
集まった飛行機ファンも、望遠レンズで写している。中には、脚立持参の者をいる。
そういえば、昨年、国技館へ行った時も、同様の格好をした相撲ファンがいた。その気質は変わらないようである。
(第千五百三十九段)