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富裕政治家(どんかんせいじ)

 前段の続きである。
前に大臣をしていた某が新聞に書いたことによれば、格差は改革の責任ではないとした。これはおかしい。某は、世界との競争の結果としたけれど、この競争に勝つため、改革したのではないか。
 全ては一連の流れとなっており、改革が正しいと肯定は出来ないのではないか。
 今やこの国では、生活を営めない失業者や底辺層の数は無視出来ない。
 この層に対し、富裕層出身の都知事は自己責任とした。あまりにも庶民との考えが離れ過ぎている。
金に困らない連中が、金に困らない連中のために、政治をしているとしか思えない。
 先の見通しが立たない庶民は多い。
 選挙前の政治家の口ほど、当てにならないものはない。
 こうした閉塞感漂う社会では、最早、何が起きるか分からない。
 以前にも、触れた通り、革命を望む人もいる。それほど、今の社会は追い詰められている。
(第千五百三段)
by akasakatei | 2007-10-12 22:03 | 政治 | Comments(0)
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