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宝塚俄勉強(みどころさぐり)

 チケットを入手したものの、周囲で宝塚歌劇を観た人間がおらず、見所や観劇に関する約束事などを知らない。
 そこで、本屋に足を向け、入門書を探す。これが、意外に見付からない。
 熱い思いを語った本や芸術論は多い。初心者向けがほとんど見当たらない。
 歌舞伎を初めて観に行くことになった時も、今ほど、入門書がなかったことを思い出す。それが、今では、何冊も出版されており、時の流れを感じる。
 それでも、宝塚の入門書と名鑑を購入する。
 名鑑は、宝塚歌劇に関し、生徒を全く知らないからである。
 まず、入門書に目を通すと、新作が多いこと、ラインダンスや最後に羽を付けて登場することなどを知る。
 新作関連では、このため、駄作の可能性もあるという。
 どうやら、楽しむには歌舞伎同様、美しいか否かにあるようである。
 ところで、当日まで、演目やどこの組が出演するのかさえ知らなかった。まず、観るのが第一だったからである。
(第千三百八十九段)
by akasakatei | 2007-06-20 21:57 | 文芸 | Comments(0)
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