十二時十分、朝霞を出発する。この頃には、天候も回復しつつある。
尚、前段で、ヘリコプターについて触れたけれど、これは自衛隊のものではなく、浦安にある民間会社のものに乗る。
バスガイドが、その会社へ問い合わせたところ、飛ぶとのことである。
途中、都内のホテルでバイキングの昼食を楽しむ。
浦安ヘリポートには三時くらいに着く。
ここで、空港並みのボディチェックを受ける。
それにしても、それは格納庫にあるのだけれど、ここまでヘリコプターのプロペラの音が聞こえる。
乗り込む際、頭に当たるのではないか、とふと考えてしまう。
いよいよ上昇し、そこからかなりの速さで飛ぶ。機動性を感じる。自衛隊でヘリコプターのシミュレーションを経験したけれど、それよりは乗り心地が良い。
今回、ヘリコプターは三分だけの体験であったものの、遊園地近くなどを飛び、意外と楽しめた。
(第千三百十五段)