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地下鉄葛西(はくぶつかんきかくてん)

 東西線の葛西にある地下鉄博物館へ足を運ぶ。過去に二回訪れたことがある。それも十年以上前である。
 今回、久し振りに訪れたのは、昨年の十一月より行なわれている企画展「千代田線、有楽町線建設記録展」を見るためである。
 特に、千代田線に関しては、故郷で毎日のように乗っており、馴染みがある。
 開くのは十時からで、五分前に着けば、既に、行列である。大方は親子連れなものの、ひとり、ジャージ姿の年配の男性がいる。この人は開館と同時に、物凄い速さで、この博物館の目玉となっている運転席のシミュレーションに駆けて行く。
 これは後で、やってみたところ、係が教えてくれるけれど、意外と難しい。
 尚、企画展は、当時の案内ポスターと写真を中心としている。中には、有楽町線の開通日、夕刊に出た写真もある。子供だったため、千代田線と間違えた記憶がある。
 また、図書室で、千代田線の建設記録を眺めると、故郷付近では通りの幅が狭く、商店街にも影響があり、その補償についても触れられていた。
(第千二百三十三段)
by akasakatei | 2007-01-15 21:15 | 教育 | Comments(0)
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