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初詣絵(えになるのは)

 年末、中央線の車内において、ついこの間まで、何かと話題になっていた神社の初詣に関する吊り広告を見掛けた。
 それに使われているモデルは、何年か前に結婚した女性タレントである。晴れ着で、破魔矢を手にしている。
 ここで思ったのは、夫もタレントなのだから、夫婦で出した方が面白かったのではないかということである。
 更に、国際関係を無視し、社殿を背景に、紋付き袴姿の元首相が空を見上げているのも良いかもしれないと感じた。
 なかなか絵になっているのではないか。
 だけれど、その神社にはあまり初詣のイメージはない。
 近くにあるホテルが、正月の宿泊について案内を出していた。初詣先として、その神社の名があった。違和感を覚えた。
 こう考えるのは、初詣とは、氏神に対する氏子からの挨拶との思いがあるからに違いない。
 それにしても、年々正月風景が消えて行く。縁起を担ぐべく、福茶や福寿草を用意しようと思ったものの、意外と値段がし、結局、花びら餅だけとする。気分の問題なので、気にしてはいけないのだけれど、ちょっと考えてしまった。
(第千二百二十五段)
by akasakatei | 2007-01-07 23:08 | 地域 | Comments(0)
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