地元の駅前に整形外科がある。最近、その医院が歩いて数分の場所へ拡大移転し、入院設備を設けた。こうなると、病院である。
これに関し、ある老夫婦が、入院環境は駅の近くでは駄目だと話していた。恐らく、列車の騒音だろう。
果たして、そうなのか。
この病院には、先日、足を痛め、診て貰いに行った。
待合室では、移転して一週間も経たないうちだったこともあり、様々な噂を聞くことが出来た。
例えば、院長から「もう治らない」と言われ、ショックを受けた八十近くの女性、また、他の医師より、手術をしたくないのに、勧められた女性などである。
何れにしろ、不満が目立つ。病院側の姿勢が問題か。
確かに、以前あった場所は、あるビルの二階であった。エレベータはあったものの、患者にとっては利用し難かったに違いない。
高齢者が多い現在、患者の立場にならないと、支持を得るのは難しいと思われる。
今後、どう変わっていくのか注目される。
(第千百七十二段)