小田急沿線比較(なつかしきしゃしんより)

 昭和三十年代がブームと言われ久しい。
 地元で、その頃の小田急線沿線(新宿~登戸)の写真展が開かれ、足を運ぶ。
 その頃、この辺には住んでいなかったものの、郷土史、民俗学の観点より興味を覚える。
 多くの写真は、これまで、どこかの雑誌や書物に発表されたもので、以前、目にしたことがあるものである。
 それでも、訪れた人は懐かしい景色に声を上げる。
 こう考えると、普段の何気ない風景こそ、定点観測をすべきものに違いない。
 ただ、これにおいて厄介なのは、本当に頻繁に訪れていないと、道路拡張などで、見付けられなくなることである。
 故郷より、越して二十年近く、この間、鉄道は高架複々線化され、近くの道路は拡張され、路線バスも走るようになった。
 おかげで、車は速度を出し、危険なこと、この上ない。
 少しは、それが人を簡単に殺せる道具だということを自覚しなくてはならない。
(第千三十二段)
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by akasakatei | 2006-06-28 21:11 | 地域 | Comments(0)
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