口頭印籠術(きべんのきわみ)

 世の中、どういう理由かは知らないけれど、これを言うと許されると思われている言い訳がある。
 ひとつはシステムである。システムのトラブルや都合とさえ、口にすれば、誰もが納得するものらしい。裏を返すと、誰もがその欠陥の多さを知っていることになる。それなのに、何故、これほど依存するのだろう。確実性から考えると、これほど当てにならないものはない。
 もうひとつは、個人情報保護に関することである。
 先日も、仕事関係の書類を送るのに配達証明を使った。数日後に、証明書が戻る。
 これは何かの場合、証明となるものである。それを確認したところ、受取人の名が違う。
 これに関し、フリーダイヤルの郵便相談に訊けば、上司に確認しているようで、しばらく待たされる。結果は、発行している郵便局へは差出人であるこちらから連絡し、その郵便局からの連絡は出来ないという。理由は個人情報のためとのことである。
 納得がいかず、オペレーターの上司に代わって貰ったところ、全く、こちらの話しが通じていなかったことが判明した。
 過去にも、ここで訊ねたことがあるけれど、回答はいつも配達した郵便局に直接連絡するように、で埒が空いた試しがない。
 この組織の存在意義に関し、疑問を覚える。民間会社のお客様係がこうした回答をすれば、それこそすぐに問題となる。
(第千七段)
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by akasakatei | 2006-06-03 20:46 | 産業 | Comments(0)
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