一日に何回となく、仕事場のファックスに広告が送られてくる。どれも必要のない情報である。全く腹立たしい。こうした気持ちになるのは、新聞の折り込みと比べ、紙が自前だからである。
それでも、目は通す。
先日、送られてきたのは、あるビジネスコンサルタントによるビジネス文書の講習の案内である。
ビジネス文書における重要な点をいくつか並べており、そこには「性格さ」とあった。恐らく、これは「正確さ」のことだろう。
他人へ言う前に、自分の心配をすべきだろう。
これを見て、受講しようとする人が果たしているのか。
それにしても、ワープロが使われ始めて以来、字を書ける人が減った。あまり良い現象ではない。
字が書けなくなる外にも、弊害は生まれている。
この間など、歩きながらB5サイズのパソコンにおけるキーボードを打っている人がいた。危なく、仮に、ぶつかって、パソコンが壊れた時など、トラブルに発展する可能性もある。
何れにしろ、本来あるべき姿に戻るのが一番である。
(第九百八十七段)