旧新橋停車場を訪れた後、明石町にある郷土天文館に足を伸ばす。
ここでは、まず、明石町に関するビデオを観る。
明石町は明治になって、外国人の居住地となったことが説明される。
映像の中で、先ほど見たクレイパイプが発掘の結果、見付かったと学芸員が話している。
こうした居住地より、今でも残るキリスト教系の学校の前身が生まれたらしい。
十五分のビデオが終わり、展示を見る。
ここでは、旧新橋停車場にもあったラムネ瓶が飾られている。ただ、こちらではソーダ瓶となっている。
これらがどう違うのかはっきりせず、ある辞書で確認すれば、どうやら、ラムネはレモンで味付けをしたものらしい。
となると、この出土した瓶はどっちなのか。
また、他の展示では白魚に関することや故長谷川時雨についてが珍しい。
尚、名称の「天文」はプラネタリウムで、大人向けは一日に一回しか行なわれていない。
(第九百八十六段)