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六大学観戦(がいやよりのしせん)

 母校の野球の試合を観に神宮まで出掛けようと思っていたところ、前日に越生の法家よりも連絡がある。法家とは、何年も前より、行く約束をしており、それを果たすことになる。球場で落ち合うことにする。
 当日、歯医者、眼科に寄ったため、着いた頃には開始時間より三十分ほど経過している。三回表である。
 今回の観戦は外野席からである。神宮の外野席に入るのは、未だ、江川投手が母校で活躍していた時である。人工芝になる前で、外野席も芝生であった。寝転んで楽しむ人が多かった。
 六大学野球に足を運ぶのは、それ以来だと思い、法家にもそう言ったのだけれど、確認をすれば、数年前の秋、優勝決定の瞬間に立ち会ったことを思い出す。東大戦であった。
 今回、思ったのは、意外に学生席が埋まっていることであった。尤も、母校のそこには付属校の生徒が応援に来ていたこともある。その割りには、応援合戦にかつての迫力がなかったのは寂しい。時代とともに、変わったのかと思っていたところ、次の試合ではそうでなかった。単なる応援団の問題のようである。
 また、六大学は伝統校が揃い、継がれてきた応援歌もあるはずなのに、それを使わない大学もあった。これでは高校野球や新しい大学と変わらない。伝統を守るべきである。
(第九百七十七段)
by akasakatei | 2006-05-04 21:08 | 教育 | Comments(0)
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