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良閑知(ろうごへのいっぽ)

 一般的に、勤め先で友を作るのは難しいと言われている。これは利益集団だから、当然だろう。会社での友達とよく聞くけれど、半信半疑である。
 学校時代の友人関係が長く続くのは、利益に関係ないからだろう。ここに何かしらの利害が絡めば、そこで終わる。特に、仕事や金銭を持ち込むと、どうしても得を考えるから、おかしくなる。
 そういうことからすれば、社会に出てから友を作るのはなかなか難しい。
 実際、仕事を中心に生活していると、その機会さえない。
 だけれど、年を取ってからのことを考えると、若い時から、仕事と全く関係のない人と付き合うのは悪くない。発想が豊かになる。仕事として付き合うと、損得を計算してしまうので、上辺だけになる。
 仕事が終わり、飲み屋で同僚と上司の悪口を言い、仕事の話しばかりしていても、面白くはないだろう。
 退社後や休日こそ、仕事を離れ、余暇を楽しむべきである。この時間の使い方は重要である。
(第九百二十三段)
by akasakatei | 2006-03-11 22:45 | 社会心理 | Comments(0)
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