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親寺巡(きたみのそ)

 前に地元の寺社仏閣巡りについて書いた。その中で、慶岸寺を取り上げた。
 この寺の親寺は慶元寺で隣町の喜多見にある。そこを訪れる。
 これまで、これらのふたつ寺は字面が似ていることもあり、混同していた。
 慶元寺は岩戸八幡の先にある。この日、岩戸八幡では秋祭りの前日で、その準備に追われている。
そうした中、自転車を走らせると、やがて幼稚園が見える。その門には寺の名が掲げられている。
だけれど、何かと煩い今日、ここから入るわけにはいかず、山門を探す。
 幼稚園に隣接するはずなのに、なかなか山門は現れず、塀ばかりが続く。流石に、親寺というべきか。
漸く、山門を見付け、中に入れば、本堂まで遠く、鬱蒼とした樹木が続く。
 境内は広く、見渡せば、鐘があり、また墓地内には三重塔も建てられ、ここでは空が広い。
 このような寺があるとは知らなかった。新しい発見である。
 天高い秋空を眺める。
(第七百七十五段)
by akasakatei | 2005-10-14 22:05 | 地域 | Comments(0)
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