(ご町内の付き合いもなくなり:2019年2月6日撮影)
その昔、映画に無責任シリーズがあったが、平成においては、どこを向いても無責任なことばかりだ。
大体、首相からして、責任を負うと言いながら、何もしない。
これを見習ってか、役所、大企業など、形だけのお詫び会見で、幕引きを考える。
更にいえば、全てについて、他人事だ。
現代では、法に触れなければ何をしても良い風潮が強いが、これが、本当に、良き日本なのか。
五十年生きて来た中で振り返れば、実感として、良き日本と思えるのは、小学生の頃か。正直、学校は楽しくなかったが、子供の目から見ると、当時の大学生が楽しそうな感じがした。
時代的には、気持ちに余裕が感じられると同時に、未だ、戦争の傷も残っていたからか、何が大切かを分かっていた気がする。
それにしても、こう動きが早く、道理が通じないとなると、生活以前に、生きること自体が大変だ。
自殺者が多いのも当然か。
希望のない世に未来はない。
(第五千六百六十一段)