(いつの時代も:2019年1月6日撮影)
韓国の元徴用工の判決を見ると、司法の独立を感じる。
我が国では、権力者の顔色を疑い、明らかに、それが間違ってい
ても、あまりにも高度で判断出来ないとして逃げる。
正直、三権分立とは言っても、名ばかりだ。
司法だけではない。近年における国会の軽さはどうか。
内閣、中でも、首相の都合で、全てが動いている。
本来なら、昨年にあれこれ出た首相周辺の問題に対し、切り込み、
退陣させなければならなかった。
更にいえば、最初に触れた件について、政府は韓国を牽制してい
るようだが、端から見れば、内政干渉の気もする。
未だに、この類の問題が出て来るのは、先の戦争の決算をしてい
ないからだ。国は済ませたつもりだろうが、被害国には、何も伝わ
っていなかったということだ。
例えるなら、加害者が被害者に謝罪にしても、それは形だけだっ
たという話しだ。
最近の我が国の動向を見て、周囲国が脅威を覚えても不思議では
ない。
(第五千六百二十七段)