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偽大人世間(おとなになれないれんちゅうが)

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(この世において:2018年10月28日撮影)

朝五時、仕事に出掛ける際、キーホルダーが外れ、玄関前に鍵が散らばる。
 辺りは暗く、探すのは困難で、後始末を家人に任せる。
 こうしたことがあると、つい縁起が悪いと考えてしまう。
 それにしても、毎日、雲水並みに早起きをしていると思う。
 ただ、雲水のように、手際良くは出来ない。
 手際といえば、毎朝、行く喫茶店に、ハーフの若者の新人が入り、仕事を覚えるのに、必死だ。
 新聞を広げ、コーヒーを飲んでいると、紙面には、学校の不手際による苛めの事件がいくつも報じられている。
 この手の問題において、いつも思うのは、加害者本人も含め、その親は、どの事件でも、開き直っているようにしか見えず、頭を下げている姿を見たことがない。
 正直、大人になっていない人間が親をやっているのだから、ある意味、恐ろしい。
 この恐ろしい状態を、あちこちで見掛けるから、また、怖くなる。
 例えば、消費税の引き上げに伴う対策で、プレミアム商品券を検討しているらしい。何でも、専業主婦と子供ふたりのいる世帯で年収二百五十六万円未満を中心にするみたいだが、この年収で、こうした家族構成は、現実的には考え難く、それほど、多くないのではないか。

(第五千五百七十四段)


by akasakatei | 2018-12-04 18:34 | 社会心理 | Comments(0)
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