(旅から戻ると:2018年8月4日撮影)
旅より、戻った日、地元のこれまで行ったことのなかった鮨屋で、夕飯とする。
この日は盆踊りで、市役所前の広場には櫓が組まれ、周辺の店はどこも込んでおり、空いている店を探した。
杯を交わしながら、高校野球の話しをする。
その翌日、地元の世捨て人より、連絡が入る。
稚魚が一匹死んだという。
大鉢において、稚魚ネットで隔離されていたが、そのネットの編み込み部分に挟まっていたという。
これまで、何の稚魚か分からなかったが、日に日に、メダカらしくなって来た。
一般的に、メダカはスレに弱いという。それが死因ではないか。
そういえば、地元のよく行く和食店の店主も、メダカは繊細で、飼育が難しいと言っていた。
何れにしろ、残った二匹の稚魚に関し、無事に成長するよう、願うばかりだ。
それにしても、死んだ一匹はどうしてそこに紛れ込んだのか。
謎は残る。
三匹の内、強いのが一匹おり、それが追いこんだのか。
(第五千四百九十一段)