(暑い時は:2018年7月22日撮影)
アニメ『まんが日本昔ばなし』の常田富士夫さんが亡くなった。その語りは、未だ、耳に残っている。
最近の暑さの中に身を置いていると、つい、常田さんの声で、「ある年、雨が何日も降らず」というような語りが聴こえてきそうだ。
こうなると、次の展開は、旅の僧や雨乞いとなる。
それにしても、数年後、このような暑さで、世界大運動会を行なおうとするのだから、狂気だ。
この大運動会といえば、先に、五輪音頭に触れた。
これに関し、地元の世捨て人の細君が、稽古していると聞く。
何でも、近くの踊りの会に入っていて、そこでやっているとのことだ。
この音頭は、元々は、地域の上からの要請で、踊りの師匠のところに話しが来たらしい。
ただ、この音頭についていえば、教える講師がいるわけでもなく、貸し出しのDVDだけで、振り付けも難しく、この曲の速さでは、誰もが踊れないと言っているみたいだ。
このような無茶な指示を出すのは、察するに、敗戦に導いたような人間に違いない。
(第五千四百七十九段)