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尾張万博一(あいちばんぱくほったん)

 五月二十一日、愛知万博に行く。名古屋は日帰り圏内だけれど、今回の万博へ行く目的は関係する以下のふたつの鉄道に乗るためで、時間的余裕も考え一泊二日とする。愛知高速交通(通称リニモ)と二千五年日本国際博覧会協会(通称IMTS)である。
 これらについて、リニモは未だしも、会場内を走るIMTSに関しては情報が少なく苦労をする。尤も、直前になり、旅行会社の女性新入社員が仕事場に飛び込み営業で来たので、情報を確認して貰う。これにより、IMTS自体はそんなに混まないものの、荷物検査があるから会場に入るまでに待たされることを知る。このため、十一時頃に行くのが良いと言われるが、既に、新幹線の始発を手配している。並ぶことを覚悟で名古屋には七時半過ぎに着く。
 宿泊するビジネスホテルに荷物を預け、身軽な格好で地下鉄東山線の客になる。新幹線内では、万博関係のガイド本を手にしている人を何人か見掛けた。今、ここではそうした感じの人はいないと思っていたところ、リニモとの接続駅である終点の藤が丘に着いた途端、愕然とする。リニモに乗るまで、待ち時間が四十分という。乗り場がどこにあるのか、人だらけではっきりしない始末である。
完乗を目指しているので、万博八草まで行ってから、会場に向かうつもりでいたけれど、この調子だと万博八草も行列が出来ているに違いない。
頭でどちらを先にするか、色々と考える。結局は、リニモを中途半端にし、IMTSを先にするよりも、先ずはひとつの線を確実に乗ることにする。
(第六百四十段)
by akasakatei | 2005-06-01 22:19 | 産業 | Comments(1)
Commented by rnakaji at 2005-05-30 23:03
次の日記を楽しみにしてます。
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