(新潟で発車を待つ越後線:2018年4月22日撮影)
四月二十一日、仕事帰りに、新潟へ旅立つ。
先日、新潟駅の一部が高架になった。
新潟駅には、新幹線の外に、信越本線、越後線、白新線が乗り入
れる。これらを訪れようと思う。
色々と乗るため、手元には、「週末パス」を用意する。土日のみし
か使えないが、あれこれ行き先を変えられるので便利だ。
それにしても、新線開業や切り替えなど、大体、この時期に行な
われることが多く、芝居や仕事などの関係で、日程を組むのに、苦
労する。
東京十八時十二分発「Maxとき339号」の自由席の二階に座
る。
例により、列車を変更したためだ。ただ、春休みは終わっている
ので、席に、余裕はある。
晩春の日暮れの東京を出ると、大宮辺りで、日没となる。
新潟までは二時間だ。かつては速い列車も結構あったが、様々な
方面に向かう列車が東京から発着する関係上、遠くなった気がする。
二十時十二分、新潟着。
駅に直結するホテルに予約を取っており、明日に備える。
翌二十二日、五時発の越後線で白山まで折り返す。車内には、朝
帰りが目立つ。
白山は、新潟の隣だが、川を越え、七分も走行する。ホームも増
え、改修されている。そうした一方、一番線では木の枕木も使われ
ている。
白山といえば、近くを走っていた新潟交通を思い出す。
(第五千三百七十七段)