(初冬の東京は:2017年11月1日撮影)
十一月一日の早朝、渋谷からの帰りか、下北沢の小田急のホームには、仮装した若い連中が目立つ。
発車間際のホームを走り、列車の出発が遅れる。
迷惑を考えないのか。
江戸でも、花見や花火など、茶番が流行したというが、今と異なるのは、その趣向か。
そうした中、座間における猟奇的な殺人事件が起きる。
被害者は自殺願望者らという。
報道を見ても、今ひとつ、分からないことが多い。
何れにしろ、疲れる話しだ。
疲れるといえば、アメリカ大統領が来日する。物々しい対応を耳にする。
高々、アメリカ大統領が来るくらいのことでと思う。
この類のことは、かなりある。
思うに、権力者に対し、何故か、頭を下げたがる傾向がある。
所詮は、同じ人間で、食べ、寝て、排泄するだけだ。
これを忘れ、単に、富だけで、判断しているのではないか。
(第五千百八十三段)