(大晦日風景:2016年12月31日撮影)
大晦日、仕事である。
六時半に市役所前を通ると、ラジオ体操中である。
一見、いつもと変わらない光景だ。
この日も朝、仕事場近くの喫茶店に寄る。
両親と中学生、小学生の家族が入って来る。
ふたりの子供は女の子で、父親が姉の方に説教している。
もっと頭の回転を良くしないといけないと言う。
ところで、仕事場では、鏡餅や門松を準備する。訪れた外人が、意味を訊ねる。
訊ねられた責任者は、英語は出来るものの、由来を知らない。
今回、責任者からの指示であちこちに飾ったからか、後で訊かれる。
何年か前、年中行事追体験をした。
あの頃は、年末年始は休みだったから、あれこれ出来た。
今は、その余裕もない。
それにしても、以前は、年末らしくない光景、例えば、商店街は営業していたけれど、この何年かは休んでいる店も目立つ。不思議だ。
(第四千八百八十段)