(平和維持には努力が大切だ:2016年6月26日撮影)
町中を歩くと、スタッフ募集のチラシを結構見る。
何れも、飲食関係で、九百十円から九百五十円の時給が多い。
朝六時から開くパン屋は、一度、チラシを外したけれど、再度、
張り出した。すぐに、辞めたのか。
身体を使う仕事では、車に従業員募集と書かれたものもある。こ
の場合は、正社員が目立つ。
そのような一方で、希望する仕事がなかなかないのが現実だ。
恵まれた環境にいる連中は、仕事を選ぶのは贅沢だというが、向
き不向きは、確実に存在する。更に加えれば、各々の背景もある。
家族がいる場合、先のようなものだと、苦しいだろう。
何れにしろ、働きたくても求人がない、働いても食べられない世
は可笑しい。
こうなると、余裕がなく、選挙で景気対策を掲げる候補者に投票
したくなるが、果たして、そうした候補者が公約を守ったかを考え
るべきだ。
公約にない戦争に、知らぬ間に、引き摺り込まれる可能性もある。
平和は当然にあるものではない。
(第四千六百九十二段)