(えちぜん鉄道福大前西福井駅に入線する折り返しの低床車輛:2016年4月10日撮影)
中学二年の時、所属していた鉄道研究会で、京福時代の福井口を訪れた。現在は、高架化の工事をしているようだが、あの当時は、国鉄も地上を走っていた。
どのように変わったか知りたくなったためだ。
越前開発は、交換設備が外され、片面ホームとなっている。
福井口に戻るには、三十分ほどの時間がある。朝食を済ませたいが、周辺には店がない。
福井口へ折り返し、福大前西福井到着は七時三十五分。
次の福井鉄道方面への直通列車は五十三分である。
折り返しの低床車輛は、すぐに、福大前西福井を出、見違えるようになった田原町に設けられた渡り線を通り、福井鉄道に入る。軌道のため、速度が出ない。
報道によれば、乗り入れにより、遅れが結構発生していると聞く。予期せぬことがあるのだろう。
足羽山公園口で下車し、幸橋を歩いて駅まで戻る。
八時三十八分発「しらさぎ4号」に間に合う。自由席だ。
先に書いた福井鉄道の運休情報より、列車を一度遅いものに変更した。けれど、昨夜に乗ることが出来た。
このため、次の目的地に急ぎたい。早い時間の列車に乗るには、払い戻すか、自由席しかない。当日故、前者はかなり手数料を取られる。
帰路は、早く進むには、全て自由席となる。
(第四千六百十一段)