(数年後、どのように変わっているのか:2016年2月20日撮影)
夕方、地下鉄に乗る。
空いていた席の隣では、化粧をしている女がいる。空色のコート
に、髪は茶色だ。
その女の隣では、携帯電話で通話している婆がいる。
そのうち、どうやら親子らしいことが分かる。
疲れること、この上ない。
疲れるといえば、最近、朝、なかなかアルコールが抜けない。
年齢といえば、それまでだ。
そういえば、地元のよく足を運ぶ店の店主は、同学年だ。先日、
行った際、段々と、同世代が定年に近付いたとの話しになる。
振り返れば、何をしていたのかと思う。
見慣れた町の風景も年月が流れ、再開発され、居場所がなくなる
感じだ。
そうした折り、冷蔵庫が壊れる。
真空部分の引き出しが開かない。
土曜の夜ということで、連絡しても繋がらない。
益々、気分が滅入る。
(第四千五百五十九段)