(戦争中の印象が強い八幡:2016年1月31日撮影)
先日、誕生日を迎える。
日々、何をしているのかと思う。
結局、何もやらないまま、棺桶に入るのかもしれない。
若いとは、己では考えていても、世間が見る目は違う。
この死に損ないと、見られているはずだ。
仕事で重い物を持つと、すぐに、腰が痛む。
そうした折り、歯医者へ定期検診に行く。
良い状態で、今の状態を保つようにとのことだ。
確かに、食べて、生きているわけだから、歯は大切だ。
親の世代では、戦争の影響で、栄養状態が悪かったからか、歯が
悪い。
戦争といえば、ある調査によれば、戦時中に行ってみたい人は少
ないようだ。
その行ってみたくないと考える時代が近付いている。当時、生き
ていた人の話しだと、今は戦争前夜に雰囲気が似ているらしい。
駅前では、冬用の毛の付いたらブーツで、自転車に乗る四十前後
の母親がいる。危ないこと、この上ない。
(第四千五百四十三段)