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溝世間(せけんのさ)

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(真の意味で青空となるのは:2016年1月14日撮影)


首相がパート収入二十五万円と言って、火消しに懸命だ。
これに伴い、あるファイナンシャルプランナーが、低収入者に対
し、衣食住に関し、ネットで提案をしていたが、首を捻る。
というのも、郊外、それも駅から遠くへ住めというけれど、交通
費が決まっている会社もある。
食はコンビニ弁当というが、毎日、食べると明らかに健康には悪
い。
何れにしろ、普段、金のある連中しか相手にしていないためか、
上からの視線だ。
そうした折り、ある味覚小説のアンソロジーを買う。
中に、故庄野潤三氏の未読の作品があったからだ。
何気ない日常の幸せを描いた氏だが、今や、誰もが幸せになる日
は来ないのか。
実際、実母が幼子を虐待し、殺す事件があった。子供の笑い声が
聞こえることは、ある意味、良いことなのかもしれない。
それにしても、親になってはいけない輩が、親になっている気も
する。
(第四千五百二十二段)
by akasakatei | 2016-01-17 22:43 | 社会心理 | Comments(0)
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