(遠くに見える都内の遊技施設:2016年1月9日撮影)
各新聞の投書欄を眺めていたところ、最近、目立つのが車内での乳幼児連れ関係だ。
煩いと言われたなどとある。
この類いは、以前より、様々に語られて来たものの、時間帯、更には、乳母車の持ち込みなど、親にも考えなければならないことが多々あるのは確かだ。
背景に、家族の多様化があり、その影響もある。
この差は、大きい。
独身者にとり、その声は耳障りだ。一方、既婚者は、ある意味、平成の世では、俗にいうところの勝ち組的な意識があるためか、権利ばかりを主張する向きがなくもない。
何れにしろ、殺伐とした世を象徴している。
尚、江戸では、子供は七歳まで、神から預かったとの意識があり、大事にされたと聞く。
これに対し、ある人は、江戸の間引きなどを引き合いに出し、大事にされていなかったとする。
先のことを知っていれば、神に返すとの発想だと分かる。違和感を覚える。
(第四千五百十七段)