(群れる鳥散らす胡麻かな塒発つ:2015年11月3日撮影)
耶蘇の婆は、同じ話しを何度も蒸し返し、疲れること、この上ない。粘着質というのだろう。
女の嫌なところを全て持ち合わせた輩で、先日など、家の中が如何に整頓されているかを自慢していた。
そうした環境に置かれた家族は、さぞ疲れるに違いない。
本人は、それが一番合理的というものの、合理的かどうかで生活しているわけではない。
大体、すぐに感情的になる婆が合理的とは思えない。
責任者曰く、家族が誰も相手にしないから、犬などを飼い、そして、見知らぬ犬に対しても、気持ち悪い声で、話し掛けるのだろうという。
更に、健常者でない者と接するのが好きらしく、ある意味、優越感に浸っているのではないかと察せられる。
何れにしろ、まともな思考回路というより、異常者としか思えない。
それにしても、こうした女ばかりではないという人間もいるけれど、思うに、それは、人間関係が狭いため、出会わないだけではないか、という気もする。
(第四千四百五十二段)