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幼児外(こどもとでかける)

 国領の世捨て人の話しだ。
 結婚記念日に、朝、出掛け、途中の車内で、子供が腹痛を訴え泣き出し、そのまま、何もせずに帰って来たという。
 訊けば、前日は便秘で、また、家では、すぐに、服を脱ぎたがり、野菜も食べないらしい。
 病気にならない方が可笑しい。
 これには、手を焼いているとのことだ。
 尚、娘は、家に帰り、便が出てからは元気で、病院には行っていないとの話しだ。
 そうした折り、故戸板康二氏の著作に目を通す。
 昭和二十年代に書かれた劇場エッセーと言われるもので、文学にまで昇華したとされる。
 当然、その頃の役者は知らない。歌舞伎の人気もなかった時代の作品で、他の演劇についても触れられている。
 劇評や観客に関する点について、なるほどと思う。
 現在、芝居を芸術とする向きもあるものの、以前に触れた通り、個人的には疑問だ。
(第四千四百四十五段)
by akasakatei | 2015-11-01 13:58 | 社会心理 | Comments(0)
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