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独善女(しより)

 仕事場で重い物を持ち、節々が痛む。
 こうした時に限り、便秘気味で、トイレで踏ん張ることが出来ない。
 思うに、最近、夜の外食が多く、野菜不足もあるに違いない。
 そういえば、先に観た心中物は、古典の要素を現代に採り入れたものだが、妻子ある男が女郎に狂う話しだ。
 女が面倒だと思う者にとっては、そこが、今ひとつ、理解に苦しむところだ。
 ここで、また、耶蘇の婆が妙なことをいう。
 仕事場で、亡くなった人間が出た。その人間は、会社関係の者ではない。
 それを聞いた婆は、他人に、気の毒だと思わないのかと言うものの、元々、持病があり、それが死に繋がっただけのことではないか、と考える。
 世にいう寿命というものだ。
 大体、持病を知らない者にとっては、何も出来ることはない。
 信仰者によくある独り善がりの偽善だ。
(第四千四百二十三段)
by akasakatei | 2015-10-10 07:00 | 社会心理 | Comments(0)
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