都営地下鉄に乗った際、新しい車輌でドア上に情報が流れる。
都電が廃止になった理由について、道を車と共有していたため、
渋滞になったとしていた。疑問だ。というのも、廃止後も、渋滞は緩和されなかった。共有したため、定時運行が出来なかったからと考える。
車内では、考えることが多い。
秋になり、焼いた秋刀魚をどこで食べるか、カキフライはどうするか。栗蒸し羊羹が頭に浮かぶ。特に、夕方に思う。
夕方といえば、先日、雨の夕方、同じ系統のバスが数珠繋ぎで二台来る。つい乗る用はなかったのに、バス停で時刻表を確認する。一台目は十分近くも遅れている。
そうした折り、厚化粧の婆と擦れ違う。
婆で濃いのを見た日には、翌朝に、二日酔いとは異なる吐き気が残る。
このところ、調子が悪く、血圧を測ると、脈拍が多い。
それにしても、全くお化け並みで、今のニューハーフでも、もっと薄いのではないか。
(第四千四百四段)