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有頂天旅館(ひえいおろし)

九月六日、十月の国立劇場での歌舞伎の予約開始日である。
うっかりして、この日、新橋演舞場の昼の部『喜劇 有頂天旅館』
のチケットを入手してしまった。
幸い、開場は十一時で、一時間で予約を取るべく、劇場近くの公
園で電話をする。四十分ほどで、繋がる。
ところで、この日に観る芝居は商業演劇で、題名に興味を覚えた。
来ている人は、歌舞伎とは異なる年配女性らがほとんどで、若い
人、特に、男は見掛けない。
内容は、一見、気楽そうに旅館で働く従業員らが、実は、各々に
別の顔があったというものだ。
発端は、やはり、女からで、女主人公は信仰心が厚い設定となっ
ている。
これが、後の出来事に繋がる。
原作は、故北條秀司氏である。『比叡颪し』が基になっている。
 芝居後、どこかで汗を流そうと思い、郊外電車のある駅で下車す
る。残念なことに工事中で、仕方なく、一度、足を運んだことがあ
る銭湯に向かう。最近、郊外の銭湯では、こうしたことが多い。
(第四千三百九十四段)
by akasakatei | 2015-09-11 20:07 | 文芸 | Comments(0)
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