(子をあやし窓辺に立ちて虫の声:2015年8月23日撮影)
思うに、男の場合、アニメやコミックに限らず、オタクと言われるほど、様々な分野で、その方面に詳しい連中がいるけれど、女はどうなのか。
アニメや小説内では、妙に詳しい人物が登場する。現実では、アニメやコミック関係について、詳しい女を腐女子とはいうものの、その他の分野において、オタクを聞いたことがない。
否、アイドルの追っ掛けか。
尤も、これも、ある意味、腐女子の一分野かもしれない。
そういえば、最近、話題となっている歴史好きの女も、周囲にはいない。
これは、どういうことか。
例えば、見合い関係で、趣味の欄に、料理や映画、音楽、スポーツなどと書いても、上辺だけで、そこから先がない。
これは、流行に振り回され易いためという気がする。
流行には敏感でも、それが去ると、古いという感じになるからではないか。
ふとここで、かなりのオタクが多い分野として、宗教が頭に浮かぶ。文字通り、狂信的でさえある。
(第四千三百八十二段)