(石垣に羊歯萌えるなり里の家:2015年7月23日撮影)
仕事帰り、泌尿器科の門を叩く。
ヘルペスという。最近、疲れているから、それが原因のようだ。
疲れの元は明白で、耶蘇の婆だ
この日もまた、よく分からないことをいう。
訪れた外人と話していて、その外人が知識層と分かったとのことだ。英語が分かればニュアンスで階層が分かると言い、話せない、聞き取れない者からすれば、どうでも良いことだ。
だが、婆の場合、それなりの扱いをしなければ気が済まないらしい。向こうは、階級社会で、そうした扱いをしないと煩いとの話しだ。
正直、他にも外人は訪れる。差別になるのではないか。
ここは日本である。相応しくないと考える。
これを世でいうおもてなしと考えているなら、間違った我が国の姿を見せることになる。
医者を出、よく足を運ぶ蕎麦屋へ寄り、小腹を満たす。少し見ない間に、店主は、かなり老いた感じがする。ややショックを受ける。
何しろ、店に入ると、突っ伏していた。中に冷房はなく、暑さも関係するのか。
(第四千三百四十六段)