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再度雪(またのゆき)

雪と予報された朝、早々に家を出、仕事場へ向かう。
些か早く着き、仕事前にどこかで休憩しようと思うものの、六時半過ぎということもあり、開いているところがない。
唯一開いていたのが、異物混入で混乱しているハンバーガーのチェーン店だ。
二時間ほど時間があり、本を読もうと思ったけれど、椅子は硬く、席も出入り口が開く度に、寒いところしか空いていなかった。尚、暖房効果があった場所はトイレだけだった。
仕方なく、人間及び店の観察とする。
利用者は四十代以上の会社員が目立つ。
値段か、他に選択肢がなかったからか。
確かに、コーヒーの値段は安い。ただ、落ち着けるかといえば、否だ。
個人で経営する従来の喫茶店の方を好む。少々高くても、雑誌、新聞、店によってはテレビもある。
 それにしても、世は、値段や効率ばかりを優先する余り、余裕を失い、減少しているのは寂しい限りだ。
(第四千百七十七段)
by akasakatei | 2015-02-06 20:30 | 社会心理 | Comments(0)
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