(半ドンに足取り軽く寒日和:2015年1月10日撮影)
フランスの編集部がテロされた事件に関し、河辺の地主より、連絡が入る。
ここのところ、病の身であり、新聞やテレビに目を通す気力さえなく、そういえばそうした事件があったことを思い出す。
風刺的な編集部だったようだが、我が国では、この手の風刺的な話しを聞かない。
ちょっとでも政治的な記事にしようものなら、右翼からの攻撃がある。
暴力にメディアが屈する事例が目に付く。
そういう点でいえば、戦前と変わらない。
軍人と右翼ばかりが元気な世と言われたものだ。
そうした折り、地元の行き付けの店へ国領の世捨て人と昼食で訪れる。未だ、杯を持つ力はなく、そちらは世捨て人に任せる。
ディスプレイ用としてか、鏡餅が飾られている。
外に出ると、寒晴だ。
そういえば、自宅の風呂のガスが壊れていたことを思い出す。
近くの銭湯で温まって帰ることにする。
(第四千百五十段)