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桃映画宝船(しきどうしじゅうはって)

台風十八号が東京に上陸した夜、仕事帰りに、渋谷のユーロスペースへ寄る。
『色道四十八手たからぶね』が二十一時十分より、上映される。
レイトショーは、翌日を考えると、些か苦手だ。それに、場所が渋谷で、帰ることを考えると億劫だ。
それでも、夜にしか上映されないとなると、足を運ぶしかない。
今回、来る気になったのは、江戸的な題名に興味を持ったためだ。チラシでは、ピンク映画五十周年記念作品となっている。その分野は書物の上では知っているけれど、実際には、どのようなものかは知らない。
上映まで時間があり、近くの石垣島で生産されたものを出す店で牛肉を食べる。ステーキだったが、ソースは、最近、よくある味だ。
食べた後、今月で閉店するという個人経営の文具屋でノートを求める。
空には、月も出、朝の荒天が不思議なほどだ。そういえば、十三夜だ。
ところで、内容だが、たからぶねがキーワードとなっている。これに喜劇的な人間関係が絡む。
(第四千五十七段)
by akasakatei | 2014-10-09 06:16 | 文芸 | Comments(0)
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