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電車内若者(こうしたことをしていては)

朝、満員電車に乗る。
立ちながら、寝ている女子中学生がいる。大きく頭が揺れ、それが肩に当たるにも拘わらず、謝らない。それが何度もある。
その日の帰り、強い雨が降り始める。
夕方の列車も込んでいる。
今度は、手足の爪に装飾を施した二十くらいの女性がいる。
この傘の持ち方が悪く、ズボンが濡れる。
着飾っても、これでは、気性が悪いと思われるに違いない。
翌朝、昨夜からの雨が残り、やや風も強く、多少、早い列車に乗る。
途中駅より、就職活動らしき学生が乗って来る。困ったことに、飲食しながら、何やら書類に書き込んでいる。
その日の夕方、乗った列車の座席は空いている。
そこは太った女子大生と普通の主婦らしい間だ。それでも、やや場所を取っている太った女性が、詰めれば座るには問題がないほどだ。
三十分は乗っているので、そこに座る。
すぐに、女子大生は席を立つ。
(第四千四十六段)
by akasakatei | 2014-09-28 20:11 | 社会心理 | Comments(0)
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