(出掛ける際、足下をどうするか:2014年8月31日撮影)
朝、起きると雨だ。それも強い。
出る予定はあるものの、地元だ。とはいっても、バスに乗る必要はある。
足下をどうしようかと思う。
普通の靴か、雨靴か。それとも、下駄にするか。
迷った末、下駄にするか。
普通の靴だと靴下が濡れ、その分、不快となる。
雨靴は濡れる心配はないけれど、少々大袈裟な感じになる。となると、下駄だ。
これなら、素足故、濡れても構わない。
傘を差し、玄関を一歩踏み出す。
暫くして、気付いたのが、ズボンだ。
ズボンの裾がかなり濡れる。
これなら、雨靴の方が良かったかもしれない。
思うに、昔は着物であった。
よく芝居では、雨宿りの場面で、裾を絞る。
生地が洋服とは異なり、薄いから、乾き易かったのではないか。
(第四千二十段)