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試験版:法悪意利用(まちがったほううんよう)

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(庶民の生活は、最早、風前の灯だ:2014年4月24日撮影)


海上自衛隊における先輩隊員により自殺した後輩隊員への判決があった。一審の判決を覆すもので、そこには、隠蔽を告発した隊員の正義があった。
今後は、秘密保護により、同様のことがあった場合、どうなるかが注目される。
日本軍でもそうであったが、軍隊は、元々、妙な雰囲気があり、自殺者が出易く、隠蔽の体質を持つ。昨今、その存在に疑問を持たない連中が多いものの、憲法関連でいえば、憲法違反の組織だ。解釈により、辛うじて、存在している。
そうした意味でいえば、現政権の集団自衛権解釈変更については、それこそ、憲法違反の政権ではないか。
更にいうなら、雇用関係においても、経営者寄りの政策ばかりで、庶民の生活は頭になく、国民の幸福なくては、幸せな国ではないという発想に欠ける。見掛け上の数字ばかり良くても、意味はない。
それにしても、これほど、法を軽視、庶民を駒のように扱う政権は、近年、あまりなかったのではないか。
財界では、既に、人を駒のように扱い、違法から逃れるため、現在の法を変えるべきだとの意見が聞かれたものの、それに手を貸す政権が出て来たのには驚く。
法は人を裁く一方で、守るためという考えもあるけれど、それは幻想でしかない感じだ。
(第三千八百九十二段)
by akasakatei | 2014-04-27 22:06 | 政治 | Comments(0)
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