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試験版:映画漫画家青春(えいがときわそうのせいしゅん)

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(神保町シアターでの作品の紹介:2014年3月5日撮影)


三月五日、仕事帰りに神保町へ寄り、映画『トキワ荘の青春』を観る。神保町シアターで「素晴らしき伝記映画の世界」の特集が組まれている。
雨にも関わらず、結構、人が来る。
作品は平成に入ってからのものだが、意外に、ノイズが多い。
物語は、戦後の漫画家を目指す若者を扱っている。そこには、時代が求める漫画家、また、時代に納得しない漫画家などが登場する。小説でもそうだが、時代に合わせようとすることに抵抗がある作家もいる。そうした意味において、現代では全てを金銭価値に置き換える考え方、更に、今後は戦争協力という点で、書きたい作品が書けなくなる可能性もある。
その鍵を握る首相が集団自衛権について、国民の財産と生命を守るためと話した。違和感を覚える。
日常生活でさえ、福祉を切り捨て、労働関係も、非正規社員ばかりを増やし、家族を持つことを躊躇わす政策を掲げているのに、国民の財産や生命とは笑わせる。
優先順位を分かっているならば、まず、国内の安定を考えるはずだ。
それにしても、ここまで全体主義、好戦的な首相が出て来たとなると、戦後教育とは何だったのか。憲法も理解しておらず、時の権力者により、解釈が大きく変わる可能性もある。
(第三千八百四十五段)
by akasakatei | 2014-03-11 23:50 | 文芸 | Comments(0)
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